阪神尼崎の居酒屋「呑み処　尼一」のホームページです。1人でも、カップルでも、宴会でもお楽しみいただけます。貸切も可能です。

「西のふぐ、東のあんこう」などと言われ、あんこう鍋は冬の鍋では高級・美味しいものとして知られてます。

最近「あんこう鍋」を出してる店も増えましたね。

でも、一言で「あんこう」といっても、取れる場所や大きさで、全然違ってくるんです。

小さいあんこうの事を何というかご存じですか？？
・・実は、僕らのあいだでは「インベーダー」って呼んでます。
インベーダーゲームに出てくるみたいな感じやから付いた名前なんですが。

インベーダーは全然美味しくありません。やっぱりあんこうは大きいものになればなるほど、美味しくなります。

もちろん、大きいものはそれだけ仕入れも高い。
あんこうは、キロによって値段が違います。

海外から輸入されたものの中には、胃袋からいろんな異物が出てきたりもします。
・・クチの大きい魚やから、出荷する時にいろんなものを胃袋につめて、重たくして出荷して、稼ごうとします。

尼一では、「尼一鍋」という名称で、お客様のリクエストがあれば、あんこう鍋だしてます。
美味しいって良く言ってもらって、同じお客さんが今シーズンに何回も予約入れてくれたりしました。

インベーダーは仕入れません。
美味しくないアンコウなんか出したくないですから。
もちろん、海外輸入も仕入れません。

じゃあ、あんこう鍋が入ったときにどないするかと言えば、身の部分は別に「ホイル焼き」にして一品で出したりして、大きいあんこうを上手に使ってます。

白板メニューでやってる強みで、そういう事で無駄をなくして、安く美味しく喜んでもらおうと思ってます。


今年は寒いから、魚が美味しい季節が例年より長くなりそうで、寒いのは嫌いやけど、ちょっと喜んでます。
３月くらいまでが、あんこうの食べごろ。今シーズンまだ食べてない人は、早めに食べてください。

  続きを読む